総じて、とても違和感の多い映画だと感じました。
・宗介親子が初めて「人面魚」のぽにょを拾ったときの、不思議への順応力のよさ(コレは宮崎作品通して感じるが…)。
・親子なのに名前で呼び合う様子(親子間に壁は無いのに)。
・お母さんの危険な行動力。
…etc
その違和感に、最初はなんだか気持ち悪いなぁと思って見てましたが、だんだんそういう世界なんだと自分が順応すると、逆に大胆な表現を気持ちよく感じました。
宮崎監督は、細部まで意味を持たせて映画を作る監督なので、そこにも全て意味があるのだと思います。ソレを推測したり、人と話し合ったりすると純粋に楽しめる映画かもしれませんね。
大きく評価できる違和感の中に絵や動きがとても実験的というのがあります。
映画を見て水の表現がまさに「富嶽三十六景」を動画にしたような大胆さを感じました。海が生き物のように動き、粘度のある水のぐにょぐにょした表現がとても面白くて、海の恐怖とか暖かさを見ることができて、私にとってはストーリーよりそちらの方が楽しかったです。
「崖の上のポニョ」
ストーリー :☆☆☆★★
表現力 :☆☆☆☆☆
・宗介親子が初めて「人面魚」のぽにょを拾ったときの、不思議への順応力のよさ(コレは宮崎作品通して感じるが…)。
・親子なのに名前で呼び合う様子(親子間に壁は無いのに)。
・お母さんの危険な行動力。
…etc
その違和感に、最初はなんだか気持ち悪いなぁと思って見てましたが、だんだんそういう世界なんだと自分が順応すると、逆に大胆な表現を気持ちよく感じました。
宮崎監督は、細部まで意味を持たせて映画を作る監督なので、そこにも全て意味があるのだと思います。ソレを推測したり、人と話し合ったりすると純粋に楽しめる映画かもしれませんね。
大きく評価できる違和感の中に絵や動きがとても実験的というのがあります。
映画を見て水の表現がまさに「富嶽三十六景」を動画にしたような大胆さを感じました。海が生き物のように動き、粘度のある水のぐにょぐにょした表現がとても面白くて、海の恐怖とか暖かさを見ることができて、私にとってはストーリーよりそちらの方が楽しかったです。
「崖の上のポニョ」
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モノを作ることが好きな管理人の奮闘記。自分の考えをまとめるために記事を書く。半分くらいは絵の事。
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